日本の伝統工芸網代編み
最初の投稿になります。
僕は、京都でステンレス板金職人として、業務用厨房機器の製造販売を約30年しております。長年、 切断・曲げ・溶接・研磨の繰り返し・・・。
常々、この無機質な板に命を吹き込む事は出来ないだろうかと考えおり、ある日、日本の伝統工芸の網代織のように編み込んでみてはどうか!?と頭に浮かび製作を開始しました。
しかし、使う板の厚みは?板の幅は?曲げの角度は何度にする?試行錯誤の連続・・・。
やっと出来上がったのが30センチ角の1枚のシート!感想は~『出来るには出来たけど、これをどう使えば良いのだろうか?』でした(笑)
しかし!思はぬ発見も!
① 編み込んでいる事で弾力が生まれた。
② 冷たい金属なのに見た目ではありすが温もりを感じる事。
しかし、どう使えば・・・・。
そんな時!義理の兄がシートを手に取り『これを家具にしてみてはどうか?』と!
兄は、インテリア系の学校を出ているのでインスピレーションが湧いたのです。センス抜群の兄!色々な発想が湧いてくる!
しかし、製作するのは簡単ではありません。
それは、機械で編み込む事が出来ない!
人が曲げた板を1本1本編み込み!仕上げなければならない!
だから時間がかかる!ですが、機械で編み込むのではなく!人が編み込むから無機質な板にも命が吹き込まれるのだと思います。
まだまだ
書
くことは
沢山
ありますが
今日
はこの
辺
で
。
網代織カラーフレームミラー
450×600×20 7.2㎏ ¥.138,000.-
製作日数、3日
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